今年注目されているのは、美術検定にも必ずといっていいほど出題される
17世紀オランダの画家、フェルメールの作品8点が来日する「フェルメール展」。
現存の作品が30数点しかないフェルメール作品のうち、約4分の1が日本で一堂に会します。
フェルメールの各作品を比較しながらまとめて観られる絶好の機会!
東京では10月5日から上野の森美術館で、2019年には大阪市立美術館へ巡回を予定しています。
おすすめ展覧会その1・
「フェルメール展」やはり美術検定でおなじみのノルウェーの作家、エドヴァルド・ムンクの大回顧展「ムンク展」も開催されます。
美術ファン以外にもよく知られるムンクの作品《叫び》が初来日するだけでなく、オスロにあるムンク美術館が所蔵する作品約100点が展観できるとのこと。
ムンクの芸術性を知るまたとないチャンスです!
10月27日から2019年1月20日まで、東京都美術館で開催されます。
おすすめ展覧会その2・
「ムンク展」また、17世紀バロック期を代表する画家、ルーベンスの回顧展「ルーベンス展 バロックの誕生」も開催。
ルーベンスの作品を中心に、彼が影響を受けた古代美術やルネサンスの作品、そしてルーベンスから刺激を受けた画家の作品が展示される、バロック美術の草創を学べる展覧会です。
10月16日から2019年1月20日まで、国立西洋美術館で開催されます。
おすすめ展覧会その3・
「ルーベンス展 バロックの誕生」海外の大型美術館コレクションの展覧会としては、スペインのプラド美術館よりベラスケスに焦点を当てた作品が来日する、「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」展が開催。
宮廷画家と言われたベラスケスの、画家としての人生を辿ることができる展覧会です。
2月24日から5月27日まで国立西洋美術館で、6月13日から10月14日まで兵庫県立美術館で開催されます。
おすすめ展覧会その4・
「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」日本美術では、来週から開催される展覧会からご紹介します。
1月16日より3月11日まで東京国立博物館で開催される「特別展 仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝」展は、
国宝である仁和寺の阿弥陀如来坐像や葛井寺の千手観音菩薩坐像をはじめ、
秘仏や本尊を含む仏像約70体が一堂に公開されます。
おすすめ展覧会その5・
「特別展 仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝」展日本美術でも、やはり美術検定でおなじみの日本画家、横山大観の「生誕150年 横山大観展」が開催されます。
日本一長い画巻ともいわれる《生々流転》をはじめ、季節を絢爛豪華に描いた《夜桜》、《紅葉》など、代表作を網羅した大回顧展です。
東京では4月13日から5月27日まで東京国立近代美術館で、京都では6月8日から7月22日まで京都国立近代美術館で開催です。
おすすめ展覧会その6・
「生誕150年 横山大観展」20世紀に日本とフランスで活躍した画家、藤田嗣治の没後50年を記念した展覧会「没後50年 藤田嗣治展」は、
7月31日より10月8日まで東京都美術館で、10月19日から12月16日まで京都国立近代美術館で開催されます。
これまで紹介される機会の少なかった作品や初来日となる作品など、見どころが満載の展覧会です。
おすすめ展覧会その7・
「没後50年 藤田嗣治展」+++
美術検定で美術を学ぶと、ご紹介した展覧会もますます楽しめ、
視野が広がること請け合いです!
なお2018年の美術検定は、11月上旬の日曜を予定しております。
詳細が確定しましたら美術検定HP等で告知いたしますが、
本年も皆様のチャレンジを心よりお待ちしています!