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子連れで楽しむ美術館vol.5

こんにちは。MARMOTがお届けする「子連れで楽しむ美術館」第5弾です。

今回ご紹介する美術館は、東京国立博物館です。創立は何と1872年(明治5年)の湯島聖堂博覧会に遡り、日本で最も長い歴史を持つ博物館です。


東京国立博物館のある上野公園については、以前、国立西洋美術館をご紹介した際に整備工事中とお知らせしました。現在はその工事が終わり、大きな池から時折吹きあがる噴水にはしゃぐ子供たちの姿も見慣れたものになりました。

その奥の博物館は、これまでと変わらない風格で私たちを出迎えてくれました。この博物館には、特別展が開かれる平成館のほかに、本館や法隆寺宝物館など多くの建物があります。今回訪れたのは、東洋館(アジアギャラリー)。今年の初めにリニューアルオープンしました。

3歳6ヵ月の娘は高校生以下(18歳未満)なので無料でしたが、一緒に来館した大人の総合文化展の料金が500円になる「子どもといっしょ割引」のおかげで、私もちょっとお安く入ることができました(特別展には適用されませんのでご注意を)。

リニューアル後は、東洋館の展示フロアのほぼ真ん中に、全ての階に止まるスケルトンエレベーターが出来ました。これならベビーカーでも回れます。おむつ交換可能なトイレも1階にありました。授乳室はありませんが、本館と平成館の救護室が使用可能とのことです。

※混雑状況によりベビーカーを預けなければならない場合がありますので、事前確認をおすすめします。

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展示室の最初の作品は、高さ257.5センチの巨大な中国の仏像でしたが、娘は一歩入るなり、見上げて「きれいー」。怖がることなくどんどん進んでいました。古代の彫像の多くは動物がモチーフとなっていますので、それも興味を引いたようです。展示に関連したスライドショー「映像トランク」も面白がってマウスを操っていました。また、ひらがなが少し読めるようになったので、解説の文字を読もうとしていたことにも驚きました。

3階6室の「アジアの占い体験」コーナー(2013年12月23日まで)では、ヤギの骨を使うモンゴルの占いを体験できるのですが、「お子さんは手が小さいから」と小さい骨を用意してくださるなど、係の方の細かい配慮に感動しました。コーナーの最後は、子供が大好きなスタンプでした!

鑑賞後は、すぐ隣の「ホテルオークラレストラン・ゆりの木」でお茶を楽しみました(子ども用の椅子がありました)。テラス席に座ると、上野公園の喧騒が嘘のように静かです。久しぶりにゆったりとした時間を過ごすことができました。

リニューアルを経て、子連れにもぐんと行きやすくなった東洋館。乳幼児だけでなく、中学・高校生は歴史も勉強出来るのでおすすめですよ。

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プロフィール/子供のころから美術鑑賞が好きで、2008年に「美術検定」1級を取得しました。子供を持ってからは、自分が美術館を楽しむだけでなく、子供を美術好きにするために何ができるかを考えています。

| 連載「子連れで楽しむ美術館」 | 15:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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