アートフェア東京2014 みどころ、速報!
まいど、あづまでございます。
今年もアートフェア東京のレポートをおおせつかりましたので、今日から開催されるアートフェア東京2014を今回は「みどころ、速報!」という形でお届けいたします。
今年もアートフェア東京のレポートをおおせつかりましたので、今日から開催されるアートフェア東京2014を今回は「みどころ、速報!」という形でお届けいたします。

アートフェア東京とは、国内外の約180にも及ぶギャラリーや企業が参加する、日本最大のアートフェアです。会場は例年通り「東京国際フォーラム」ですが、3月末だった会期を少し前倒し、2014年の今年は3月7日(金)から9日(日)までの開催となっています。
『フェアでギャラリーをめぐり作品を購入する』ことについては、昨年の本ブログの拙文をご参考にしていただき、今回は今年の見どころをいくつか紹介したいと思います。
今年も様々な企画が行われるなか、注目は二つ。
ひとつめは新しい試みで、事務局への企画提案を行いフェアへ参加した『アウトラインズ』です。メディアアートをとりあげる『Art, Media and I, Tokyo』、60年代以降の前衛芸術をとらえた写真で時代を振り返る『トータル・リコール―羽永光利の仕事』など、ギャラリーとは違った枠組みに注目です。
もうひとつは『巧術 AFT Classic』やG-plusなど、アートフェア東京とは別のフェアが形を変えて参加しているところです。文化庁メディア芸術祭が今回初参加し受賞作品の上映を行うなど、現代美術を中心として東京の「今」を、様々な側面からとらえることができる厚みのあるフェアになってきた感じがします。
例年通り、アジアが参加する『ディスカバー・アジア』や旬なギャラリーを集めた『プロジェクツ』、そして『アーティスティック・プラクティス』では「日本が創った近代」に焦点を当てています。また毎回好評の会場ツアーやミニトーク、今年はパフォーマンスもあるようですし、詳細はアートフェア東京のイベント情報でぜひご確認を。
そして美術検定を実施している美術出版社のブースも、会場ほぼ中央にありますのでお立ち寄りを。そうそう、美術出版社の月刊誌『美術手帖』が今号のウォーホル特集で1000号だそうで(おめでとうございます!)、それを記念したパーティが3月7日(金)芝浦のパークホテル東京で開催されます。詳細はこちら。
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例年のことですが、フロアマップチェックは入念に。向かって右側が古美術から近代美術、左側が現代美術と大まかには分かれますが、お目当てのギャラリーや作家はマップでチェックしておきましょう。もちろん会場内をまずは歩きながら、気になった作品を見つけるスタイルもお奨めです。
そういった感じで会場を歩いていると、あれ?ポスターが違う、と感じられるかもしれません。毎年アートフェア東京のイメージデザインをされてきた古平正義さんとアーティストの金氏徹平さんがコラボレーションしたポスターが二種、会場で展示されています。ギャラリー巡りがてら探してみてくださいね。

デザイナー古平正義さんとアーティスト金氏徹平さんのコラボレーションポスタ―。
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いつもの桜の時期とは違って肌寒い季節ではありますが、東京国際フォーラムの周辺、丸の内エリアはプロムナードに箱根彫刻の森の彫刻もならび、東に足をのばして東京駅まで行くと、三菱一号館美術館や東京ステーションギャラリーにも立ち寄れます。
週末のお出かけにあわせて、アートフェア東京2014もぜひ。
■アートフェア東京2014
【開催日程】※全日入場は終了30分前まで
3月7日(金)11:00-21:00
3月8日(土)11:00-20:00
3月9日(日)10:30-17:00
【会場】 東京国際フォーラム 展示ホール(東京都千代田区丸の内3-5-1)
【チケット情報】
●1-DAYパスポート 2,000円(税込) 1-DAYパスポートで、一般会期中の1日に限り自由に入退場が出来ます。
●3-DAYパスポート 3,500円(税込) 3-DAYパスポートで、一般会期中自由に入退場が出来ます。3-DAYパスポートチケットのご呈示でカタログ300円引き。
小学生以下無料(但し大人同伴)

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