子連れで楽しむ美術館 vol.9
こんにちは!アートナビゲーターのMARMOTです。
「子連れで楽しむ美術館」第9弾は、日本科学未来館です。
「子連れで楽しむ美術館」第9弾は、日本科学未来館です。
「日本科学未来館って、美術館なの?」と思われた方もいるかもしれません。実は今、各国の展示で注目されるアーティスト、チームラボによる展覧会「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」が日本科学未来館で開催されているのです(会期は2015年3月1日(日)まで)。Webサイトで作品を見た5歳の娘は「ぜったい、行く!」と早くもテンションMAX。
日本科学未来館の最寄り駅は、新交通ゆりかもめ「船の科学館」(徒歩約5分)か「テレコムセンター」(徒歩約4分)です。今回の企画展では3歳から入場料が必要ですが、常設展のみであれば未就学児は無料です。
バリアフリーも充実しています。ベビーカーの貸し出しがあり、おむつ交換と授乳は5階カフェ奥の「Baby's Cafe(ベビーズカフェ)」で可能です。また3階のキッズゾーン(入れ替え制)「“おや?”っこひろば」では、様々なものづくりを体験できるワークショップがあります。目ざとい娘がここを見つけたので、後で行くつもりだったのですが、展示を見ているうちに閉館時間になってしまったので、次の機会のお楽しみにしました。
エレベーターやエスカレーターももちろんあるのですが、シンボル展示「ジオ・コスモス」をぐるっと取り囲む長いスロープ「オーバルブリッジ」を歩いてみることをお勧めします。まるで宇宙船に乗って、外から地球を眺めているような気分になれますよ。
企画展は1階です。今回、語りかけは全く必要ありませんでした。広いフロア全体に広がる光と音の世界に、子どもはもちろん、大人も大興奮でした。写真撮影もOKです(手ぶれにご注意)。フロアが暗く、大きい音が出る作品もあるので、赤ちゃんは泣いてしまうかもしれません。
展示後半の「学ぶ!未来の遊園地」は、子どもたち自身がアートを造り、動かせるイベントになっています。娘は、ケンケンパで跳んだ足元のカラフルな床が、その動きに合わせて水面のように揺れるという作品が気に入り、何回も列に並んでしました。大人の方も楽しそうにジャンプしていました。このような最先端のアートに親しんだ子供たちから、未来のアーティストが出てくるんだろうなあと思うとわくわくします。大人になった彼らがどんな作品を作るのか、楽しみです。
3階と5階は常設展になっています。展示されているものはアート作品ではありませんが、文字だけでなく五感を使う展示方法が非常に面白く(小さな穴から手を入れて中のものを触ってみるなど)、就学前の幼児も楽しんでいました。
この他にも映像プログラムや様々なイベント、ツアーがあるので、企画展が終わっても十分楽しめると思います。お台場に行かれる際は、ちょっと足を延ばして、未来のアートに触れるのも刺激的ですよ。
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プロフィール/海外の大型美術館を特集したNHKの番組をきっかけに美術に興味を持ち、趣味を何らかの形で生かすきっかけになればと、2008年に「美術検定」1級を取得しました。出産後は美術館に行く機会そのものが激減しましたが、幼稚園児に美術に興味を持ってもらう途上で、いろいろなアートの楽しみ方に開眼しております。
日本科学未来館の最寄り駅は、新交通ゆりかもめ「船の科学館」(徒歩約5分)か「テレコムセンター」(徒歩約4分)です。今回の企画展では3歳から入場料が必要ですが、常設展のみであれば未就学児は無料です。
バリアフリーも充実しています。ベビーカーの貸し出しがあり、おむつ交換と授乳は5階カフェ奥の「Baby's Cafe(ベビーズカフェ)」で可能です。また3階のキッズゾーン(入れ替え制)「“おや?”っこひろば」では、様々なものづくりを体験できるワークショップがあります。目ざとい娘がここを見つけたので、後で行くつもりだったのですが、展示を見ているうちに閉館時間になってしまったので、次の機会のお楽しみにしました。
エレベーターやエスカレーターももちろんあるのですが、シンボル展示「ジオ・コスモス」をぐるっと取り囲む長いスロープ「オーバルブリッジ」を歩いてみることをお勧めします。まるで宇宙船に乗って、外から地球を眺めているような気分になれますよ。
企画展は1階です。今回、語りかけは全く必要ありませんでした。広いフロア全体に広がる光と音の世界に、子どもはもちろん、大人も大興奮でした。写真撮影もOKです(手ぶれにご注意)。フロアが暗く、大きい音が出る作品もあるので、赤ちゃんは泣いてしまうかもしれません。
展示後半の「学ぶ!未来の遊園地」は、子どもたち自身がアートを造り、動かせるイベントになっています。娘は、ケンケンパで跳んだ足元のカラフルな床が、その動きに合わせて水面のように揺れるという作品が気に入り、何回も列に並んでしました。大人の方も楽しそうにジャンプしていました。このような最先端のアートに親しんだ子供たちから、未来のアーティストが出てくるんだろうなあと思うとわくわくします。大人になった彼らがどんな作品を作るのか、楽しみです。
3階と5階は常設展になっています。展示されているものはアート作品ではありませんが、文字だけでなく五感を使う展示方法が非常に面白く(小さな穴から手を入れて中のものを触ってみるなど)、就学前の幼児も楽しんでいました。
この他にも映像プログラムや様々なイベント、ツアーがあるので、企画展が終わっても十分楽しめると思います。お台場に行かれる際は、ちょっと足を延ばして、未来のアートに触れるのも刺激的ですよ。
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| 連載「子連れで楽しむ美術館」 | 14:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑