美術検定オフィシャルブログ~アートは一日にして成らず

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子連れで楽しむ美術館 vol.13

こんにちは。MARMOTがお届けする「子連れで楽しむ美術館」第13弾です。
今回は、美術検定でもおなじみの岡本太郎にフォーカスしてみました。


本年2018年3月、大阪府吹田市の万博記念公園にある「太陽の塔」の内部が復元され、一般公開が始まりました(詳細はこちらをご参照下さい→http://taiyounotou-expo70.jp/)。1970年の日本万国博覧会テーマ館のシンボルであり、芸術家・岡本太郎の代表作です。ひょっとすると、この「太陽の塔」内部復元と公開について、今年の美術検定の問題になるかもしれません!

万博終了後も大阪の空にそびえ続けたこの「太陽の塔」。この近所で生まれ育った私にとっては、アート作品というより、古くからのお友達です。小学校3年生の娘にとっても、帰省のたびに大阪モノレールの窓越しに会えるおなじみの顔なのです。

「太陽の塔」の中を見ることができる、と知った娘は目を真ん丸にして驚きましたが、残念ながらここは東京、気軽に行くことはできません。そこで今回は、東京・南青山にある岡本太郎記念館に行ってきました。現在は「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの 第2期」展が開催中です(2018年5月27日まで)。公式サイトからは100円割引になるクーポンが入手できますので、クーポンを印刷して忘れずに持って行きましょう(スマホ画面の提示では利用できません)。ちなみに、岡本太郎と名のつく美術館は他に川崎市岡本太郎美術館がありますが、こちらは神奈川県川崎市にありますのでご注意を。

最寄り駅は、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅です。ブランドショップやカフェを眺めながら住宅街を歩くこと10分、美術館にしては少し小さな建物に着きました。ここは岡本太郎が、両親である岡本一平・かの子から受け継ぎ、1996年に亡くなるまで50年近く暮らした住居兼アトリエです。ル・コルビュジエの愛弟子だった坂倉準三が設計した、屋根の形がユニークです。

館内には靴を脱いで入ります。ベビーカーは入れず、トイレのおむつ替え等の設備もありません。2階が企画展になっており、1階には岡本太郎が使っていたアトリエがそのまま残っています。館内のいたるところに作品がいっぱい。小さいながらも魂の詰まった空間です。中でも庭にある「歓喜の鐘」は、トゲトゲな見た目と太古を感じさせる澄んだ音色が楽しく、何回も叩いてしまいました。写真撮影もできます

グッズ売り場には、関連書籍のほか、「太陽の塔」などの作品をモチーフにしたピンバッジやスマホケース、ガチャガチャもありました。娘にねだられて買った「太陽の塔」クッションを抱え、左手のカフェ「ア・ピース・オブ・ケイク」で一休み。作品たちのおしゃべりが聞こえてきそうな庭を眺めながら、ゆっくりコーヒーを味わいました。娘はパンケーキを2枚平らげて、お店の方をびっくりさせていました。

大阪までは行けない、という方!東京にも岡本太郎の魅力に触れられる場所があります。そして、ここで予習が済んだら、ぜひ本物の「太陽の塔」を見に行ってみてくださいね。

以下は、娘の感想です。本人がキーボードを打ったそのままですので、読みづらいところや内容が正確でないところがあります。ご容赦ください。

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せまいなーとおもいましたー。でもなかにはいると、いろんなものがあって、建物が横長だったのでびっくりしました。一番おもしろかったのは、太郎さんのお部屋の中にある読みにくい時計が面白かったです。いつもは、太陽の塔が、ベランダにいるそうですが、わたしたちが行ったときは、太陽の塔がベランダにいなくてすこし残念でしたーなので、まったいっきまーす。次に、隣のカフェに行きました。私は、クリームバターパンケーキと、チョコレートパンケーキの2まいを、食べました。

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プロフィール/海外の大型美術館を特集したNHKの番組をきっかけに美術に興味を持ちました。趣味を何らかの形で生かすきっかけになればと、2008年に「美術検定」1級を取得しました。翌年に出産。お絵かきの好きな小学生に成長した娘と、いろいろなアートの楽しみ方を探求する毎日です。

| 連載「子連れで楽しむ美術館」 | 09:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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