京都の庵町家ステイで開催!「福本ヒデのアートトーク~永田町絵画館~」レポート
こんにちは。全国的に秋晴れとなった2019年11月2日、社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパーのメンバーであり、美術検定2級も取得する“美術芸人”こと、福本ヒデさんのアートトークライブ「福本ヒデのアートトーク~永田町絵画館~」が、(一社)美術検定協会と(株)庵町家ステイの共催により、京都にある庵町家ステイの能稽古舞台で開催されました。


古都の町家の趣を存分に味わえる、会場となった庵町家ステイ。町家には実際に宿泊もできる
もともと、ザ・ニュースペーパーでアベ首相をはじめとした政治家に扮しながら、名画をモチーフにした国内や世界の政治の社会風刺画を描く福本さん。今年5月には、その風刺画を集めた著書『永田町絵画館』(ワニブックス)も刊行されました。(美術検定ブログ「笑いながら名画も学べる!『永田町絵画館』&『パロディスム宣言』」でもご紹介しています)
今回のアートトークでは、福本さんが「美術検定を受験するきっかけ」となった美術検定4級公式テキスト『この絵、誰の絵?100の名作で西洋・日本美術入門』(美術出版社)に掲載されている作品の中から、福本さんの著書に掲載されている福本さん作の風刺画が解説されました。


福本ヒデさんの著書『永田町絵画館』と、福本さんが美術検定を受験するきっかけとなった美術検定テキスト『この絵、誰の絵?』
現在の政治エピソードや、今開催されている展覧会の情報なども織り交ざりつつ、『永田町絵画館』に掲載されている福本さん作の爆笑パロディ画と、その元となっている『この絵、誰の絵?』に掲載されている14の名画の解説と共に、軽快なアートトークが繰り広げられました。




能稽古舞台の会場は始終笑いに包まれた。さて《火に油を注ぐ女》の原画とは…?
時には美術検定の勉強にも役に立つ真面目な(?)美術の話もあり、和気あいあいとした和やかな空気ながらも、参加者の方はメモを取りながら聞き入る方も多く、美術芸人である福本さんの話術に引き込まれていました。最後には、福本さんを囲み全員で記念写真を撮影し、またサイン会も行われ、芸術の秋、そしてお笑いの秋も満喫できた一日となりました。

最後は福本さんと参加者の皆さんとで記念撮影。皆様ありがとうございました!
福本ヒデさんは、「政治も名画も一度に楽しめる『永田町絵画館』トークイベント、今後も全国各地で開催します!」と力強くおっしゃっていました。《ネタまく人》《真珠の耳飾りのシンゾウ》《ツキなし夜》《やりすぎ》といった福本さんの風刺画も、元となる名画が分かるとその面白さもさらに倍増!今後の福本さんのイベントスケジュールは、福本さんのオフィシャルブログはじめ、twitter、Facebook等でご確認いただけます。
美術検定の勉強にもなる福本さんのアートトーク、ご興味あります方はぜひご参加下さい!
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また、今回のアートトークでも使われました美術検定テキスト『この絵、誰の絵?』から主に出題される美術検定4級は、現在CBT受験を実施中です。
CBT受験とは、コンピューターを使って受験するシステム。自分の都合に合わせて、このシステムを導入しているお近くの受験会場で受験が可能です。資格のレベルや認定については、紙での検定と変わりません。結果は試験終了後すぐに判定されますので、1年に1回の本試験受験に間に合わなかった方や、すぐに美術検定の資格が欲しい方は、ぜひ美術検定4級CBT受験をご利用下さい!
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取材・文=「美術検定」実行委員会事務局
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